こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
今回も、シロアリについてお伝えしたいと思います。
シロアリの基本的な知識については、前回の記事(「実はシロアリは…」)をご参照ください。
シロアリの被害というと木材への被害の印象が強い方が多いかと思います。
しかしシロアリは、「枯死した植物」を食べるため、木材だけでなく紙類や畳などもかじってダメージを与えます。
中でもイエシロアリと呼ばれる種類のシロアリは、元々湿った場所を好んで生息する種類のシロアリと違い、水を口に含んで運び、木材を湿らせて食害しています。
ですので、一度イエシロアリにターゲットにされてしまうと、あらゆる場所で加害され、被害を拡大させる原因となってしまいます。
ただ、イエシロアリは寒さに弱いため、主な生息地域は温暖な気候の地域(海岸線沿いや南西諸島など)とされています。
さて、皆さんは「蟻道」というものをご存じでしょうか?
写真は、シロアリの被害に遭った住宅で「蟻道」を撮影したものです。
シロアリは体が弱いため、光や乾燥を嫌います。
そのため、普段生活する地中から、餌となる木材に辿り着くまでも、体を守ろうとするんですね。
シロアリたちは、土や糞でトンネルを作ってその中を移動します。
これを「蟻道」と呼んでいます。
湿らせるための水を運ぶのも、この蟻道の中を通っています。
蟻道は、シロアリの被害を発見するための大きなヒントとなります。
蟻道を発見することができれば、シロアリが木材に行き着くまでの経路を知ることが可能です。
スタート地点を知ることにより、発生原因の特定や環境の改善ができるというわけです。
もし蟻道らしき痕を見かけたら、すぐに対策する必要がありますよ。
アイリスでは調査・見積りは無料にて承っておりますので、すぐにご連絡ください。