こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
年は明けて、2014年になりました。皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、今年もここ「アイリス広場」から情報をお届けします。
これまで、ねずみの被害やねずみの駆除事例などについて情報をお伝えしてきましたが、アイリスではねずみ以外にも害虫駆除を承っております。
ゴキブリやダニ、ハエの駆除なども数多くご依頼いただいております。
今回は、夏の東京都墨田区でのダニ駆除の事例を基に、駆除作業の内容をご説明したいと思います。
畳のお部屋が多い一般邸宅からのご依頼で、ダニによると思われる不快感があるとのことで、ご相談をいただきました。
不快に感じる、といった被害状況ですと発生していたダニはコナダニやヒョウヒダニの類であると予想できます。どこにでもいるダニで、不快に感じる以外の実害は特にありません。
ただ、高温多湿などのダニにとって好ましい一定条件が揃うと大量に発生してしまいます。
そして、この大量発生したダニを捕食するツメダニ類がやっかいです。
ツメダニ類は吸血をしないのですが、人間を刺して体液を吸うことがあります。皮膚かぶれなどを起こす刺咬症の主な原因となっており、このような状況を招く前にダニ対策は行っておくべきだと言えます。
今回のお宅は、前年に床下換気口から猫に侵入されたことから換気口を塞いでいたため、床下に湿気が溜まってダニが発生したと思われます。
ステンレス製の金網を取り付けて、猫の侵入防止と、空気の循環を行えるよう対策を施しました。
駆除は室内のほとんど全ての場所に駆除剤を噴霧しました。
布団類は一枚一枚、アルコール系の駆除剤を、畳には油剤(キシレン)系の駆除剤を撒いて駆除を行いました。
畳の表面はもちろん、できるだけ家具を動かし畳を持ち上げて、裏面と床地板に駆除剤を散布しまして、畳の内部には20~30cm間隔で注射針を刺して駆除剤を注入しました。
これらの工事で、ほとんどダニは死滅します。
ですが、ダニにとっての好条件が揃えば再発生はあり得ますので、除湿、こまめな掃除、換気などは常に心がけておくことをお奨めいたします。
除湿はエアコンで簡単に行えますので、屋内の環境に気を配ってみてくださいね。