こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
前回の記事では、ねずみ防除の基本から、少しではありますが具体的手法についても触れさせていただきました。
その中で、粘着性のねずみ捕りシートを挙げました。
粘着性のねずみ捕りシートの粘着力はかなり強く、一度付着するとなかなか取ることができません。
モノに付いたら、諦めさえ付けばそれで良しですが、生き物に付いて取れなくなってしまった場合、必ず剥がさなければいけませんね。
たとえば室内で猫を飼っているお宅では、隙間の奥で小さな生物が動く気配を猫が察知して、狭い隙間にもぐりこんでいくこともあるかもしれません。
すると、冷蔵庫裏などに設置しているねずみ捕りシートに誤って引っかかってしまったりします。
ねずみ捕りシートの粘着物質は水で洗い流したりシャンプーをしても簡単に取り除けるものではありません。
力任せに剥がそうと無理に引っ張ると皮膚が傷ついてしまいますし、ペットにとって痛みを伴う大きなストレスにもなります。
また、毛ごと切り取ろうとして粘着物質を引っ張りながらハサミを入れると、引っ張られた皮膚も一緒に切ってしまう危険性があります。
万が一の時の対処法をまとめておきますので、頭に入れておいていただければと思います。
ペットに付着してしまったねずみ捕りシートを剥がすまでのステップ
もし粘着シートがついてしまったら、なるべく早く動物病院に連れて行ってあげてください。
ただし、それまでにできる応急処置としては、下記のようなことがあります。
① まだ付着していない部分のシートを切り取る
これ以上被害を広げないためにも、粘着シートの取り除ける部分を切り取ってください
② 粘着力を落とす
ベビーパウダーや小麦粉など、万が一対内に入ってしまっても安全な粉末を体にふりかけてください。
この時点で動物病院に連れて行くのが一番良いです。
③ 粘着物質を分離しやすくする
サラダ油やベビーオイルなどを使い、シートと毛の間に少しずつ染み込ませてください。
毛が引っ張られ皮膚を傷つけてしまう可能性があるため、焦らずゆっくりと剥がしてください。
ねずみの捕獲に有効なねずみ捕りシートですが、ペットに付着してしまうとかなり厄介です。
引っかからないようにすると、ねずみも捕獲できなくなってしまったりと、本末転倒になりかねないから難しいですが、万が一の処置方法として覚えておいて損はないかと思います。
東京・板橋の害虫駆除業者アイリスではねずみだけでなく、ゴキブリ、シロアリ、ダニ、蚊などの害獣・害虫駆除を行っております。
調査・見積りは無料にて承ります。害虫のことでお悩みならご相談くださいね。