こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
前回は、駆除が困難な外来種シロアリ「アメリカカンザイシロアリ」の厄介さについてお話しましたね。
今回はその続編として、「どんなことに気をつければいいのか」や「何をしておけばいいのか」といったようにもう少し踏み込んだ内容についてお話ししたいと思います。
前回の記事をまだ読んでいないという方はこちら(「駆除できない?アメリカカンザイシロアリ(前編)」)から。
まず、日本のイエシロアリやヤマトシロアリは土壌での活動を行うため、被害部に土があることが多いです。
しかしアメリカカンザイシロアリは土壌性では無いため被害部に土が見られることはありませんし、木製品の材中を移動しますので、発見の手がかりが少ないです。
ただ、皆無というわけではなく、糞を木材の中にとどめておかず、外に持ち出す為、壁際の床に白ゴマ粒のような糞がまとまって確認できることが多いです。
糞を発見することがあれば、被害が進行していると受け取るべきです。
どれほどの範囲に被害が及んでいるかは、専門業者を呼んで見てもらった方がいいでしょう。
アメリカカンザイシロアリは木屑を食べるため、目視で確認できる「証拠」は少ないです。
そのため専門業者としても同様に発見することが困難なのは事実ですが、まずは相談することを強くおすすめします。
被害が進んでしまっている場合には、家屋全体をシートで密封してガス燻蒸(くんじょう)する場合がありますが、建物同士が近接する日本ではあまり現実的な方法ではありませんし、木材の内部にまでガスが浸透しないため、確実な方法でもありません。
こちらも専門業者との相談の上、計画を立ててください。
現在は、木部の穴(糞を出すための穴)に、薬剤を注入する方法が一般的です。
そのため広範囲で時間のかかる作業を行うことになり、壁内部の柱への作業は、内壁の解体が必要になる場合が多いです。
駆除作業が大変なアメリカカンザイシロアリですが、放っておくわけにもいきません。
信頼できる業者を見つけて、駆除計画を立てましょう。
東京・板橋の害虫駆除業者アイリスではシロアリだけでなく、ねずみ、ゴキブリ、ダニなどの害獣・害虫駆除を行っております。
調査・見積りは無料にて承ります。
害虫のことでお悩みならご相談くださいね。