こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
前回から、シロアリについてお話しています。
これからの季節はシロアリが羽アリとなって群翔を始める時期で、シロアリ発見の絶好の機会だ、とお伝えしました。
その最後に、全てのシロアリが羽アリとなるのではない、というお話をしました。
今回はそれはどういうことなのか、お伝えします。
シロアリ社会は階級社会で、4つの階級に分かれて社会を成しています。
1番上の階級に君臨するのが「女王アリ」と「王アリ」です。
生殖虫として、ひたすら産卵に専念することが役目です。
その下、2番目の階級に位置するのが「ニンフ」。
女王アリ・王アリが死んだ場合の次の世代の生殖虫として控えています。
そしてその下には、「兵アリ」と「職アリ」がいます。
「兵アリ」は外敵から仲間を守るための戦闘部隊で、強靭な大アゴを持っています。
この兵アリはコロニー全体の7~8%を占めます。
「職アリ」は営巣の主な部分を全て担います。コロニー全体の個体数の90~95%を占めるほどの数です。
このように、シロアリの階級は分かれています。
では、この階級はどうやって決まるのか。
それは、女王アリ・王アリの出す「階級分化調節フェロモン」というフェロモンがコロニー全体の個体に作用し、それぞれの役割が振り分けられます。
面白いですよね。
ただ、「職アリが積極的に食害する」ので面白いとばかり言っていられないのです。
90~95%という、シロアリ社会の中でも大多数を占める職アリが、家の基盤を侵食していくのですから、建物にシロアリを見かけたらすぐに駆除しなければならない、ということは想像していただけるかと思います。
東京・板橋の害虫駆除業者アイリスではシロアリだけでなく、ねずみ、ゴキブリ、ダニなどの害獣・害虫駆除を行っております。
調査・見積りは無料にて承ります。
害虫のことでお悩みならご相談くださいね。