こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
前回に引き続き、身近に潜む脅威、マダニについて学びます。
後編では、マダニの被害と脅威に焦点を当てていきます。
マダニの生態や特徴については前回の記事をご覧ください。
では早速、マダニに吸血されることによる被害をまとめます。
害虫名 |
マダニ |
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■ | 被害 | 動物に乗り移ったマダニは皮膚の薄い部分を探し、ノコギリのような鋭い歯で咬み付き吸血。その際に、唾液で接合部を硬化し、簡単に剥がれ落ちないように固定する。 頑丈に固定されるため、マダニに刺されていることに気付いても、無理に引き抜こうとすると刺し込まれている牙や頭が体内に残ってしまう可能性があり危険。 強くマダニを掴むと、マダニの体液を含んだ血液を逆流させてしまう可能性があり感染症を引き起こすリスクがある。 |
感染症 |
マダニが媒介する主な感染症とその症状 |
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■ | SFTS | 重症熱性血小板減少症候群のこと。嘔吐、下痢、頭痛などの症状を引き起こし、死亡することもある。 |
■ | ライム病 | 全身の倦怠感、寒気、頭痛、嘔吐、発熱、関節痛など。傷口近くから赤い斑点が現れる。 |
■ | 日本紅斑熱 | 風疹に似ており、発疹や発熱など。 |
マダニは1週間にわたって吸血するべく、自分の体を吸血針にて宿主に固定します。
そのため、簡単に剥がせないのが厄介です。
表にも挙げたように、ピンセットなどで取り除くと吸血針や牙などを体内に残したままになってしまったり、傷口が汚染される可能性があるなど、様々な危険があります。
マダニを電気ショックで痺れさせ除去する専用商品もありますので、どうしても自分で駆除しなければならない状況では、こうしたグッズを使ってください。
そういった状況でない限りは、可能な限り早いうちに病院へ行き、治療してもらいましょう。
マダニの唾液には麻酔効果の成分が含まれており、刺されても自覚がないことがほとんどです。
木や草の多い場所での登山などのアウトドアを楽しんだ後には、マダニに刺されていないか、全身をチェックしてくださいね。
害虫のことでお悩みなら東京・板橋のアイリスまでご相談ください。
無料にてご相談・お見積りを承っております。
カテゴリー:ダニ駆除