こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けします。
前回までの記事で、ねずみの駆除方法について簡単ではありますが、ご説明できたかと思います。
今回はお客様の事例を基に、どのようにねずみ対策を行っていけば良いかをお伝えいたします。
板橋区にあるこちらのアパートでは、徹底的にねずみの侵入口をふさぎました。
複数ある換気口隙間をステンレス製の金網やアルミ製のパンチングメタルで遮断します。
建物の老朽化によって破損していることが多い換気口は、真っ先に注意したい場所です。また、破損が無くても、間隔の広い格子が用いられていたり、エアコンのホースを通す際に外されていたり…、侵入口としての可能性は低くありません。
換気口のほかにも、さまざまな場所からねずみは侵入してきます。
ほんの少しの隙間も念入りに塞いでおくことが大切です。
こちらのお客様の場合では、上の写真のようにエアコンの配管引込口や、雨水配管周りに防鼠ゴム粘土の取り付けを行いました。ねずみは、1cmの隙間があれば侵入可能であると考えられます。
その他箇所には、サッシ下の外壁が崩壊していて隙間が出来ていたり、1階雨戸の戸袋部分に隙間があったり、2階キッチンの排水口付近に隙間が出来ていたりと、多くの侵入可能口が見つかりました。これら全てを塞ぐ必要がありましたので、木材やアルミ板などを適宜用いて遮断工事を終えました。
その他にも、植木鉢を移動してみるとねずみが掘った穴が開いており、屋内への侵入経路へとなっているようだったため、セメントでの封鎖工事を行いました。
同日に、毒餌設置も行いました。一度の喫食で7~10日後に死に至る毒餌を使用しましたが、念のため点検回数を1回増やして、毒餌の点検・交換をしました。
設置1週間後には毒餌に喫食の跡がありましたが、約3週間後の点検時には全ての毒餌に喫食の跡がなくなっており、ねずみが建物内にいなくなったと判断しました。
ただ、ねずみが掘った穴が庭に確認されていたため、その後も地面を掘って床下へ侵入してくる可能性や、老朽した屋根周りから侵入してくる可能性が考えられるため、住人の方から「ねずみの音が聞こえる」と報告を受けた際には、早めの対策(毒餌の設置)を取るよう、おすすめさせていただきました。
(建物内への侵入経路と考えられた穴です)
現場の状況に柔軟に応じた対策を取らせていただいております。
お悩みがございましたら、まずはお問い合わせくださいね。