こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けします。
今回も、ねずみ駆除に関するお話です。
命の危険にかかわる、ねずみの被害でもお伝えしましたが、ねずみの被害は無視できるものではなく、駆除を徹底することが求められます。
これは日本で起きたねずみの被害例ではありませんが、先月フィリピンでは9月の洪水後にねずみの尿で汚染された水が原因で感染症がまん延して130人以上が感染し、死亡者も出たようです。
日本では依然、東電福島第一原発事故の避難区域で家屋などにねずみが侵入して、多大な被害を与えているとのことです。
これから一層気温が低下して、ねずみの屋内侵入の動きは活発化します。ですが逆を言えば、屋内にたくさんのねずみが集まるため、まとめて駆除が可能になるというわけです。
さて、本題です。
駆除と一口に何度も言っていますが、ねずみの被害にこれまで遭ったことのない方には、あまり想像のつかないところでもあるのかな?と思います。
ねずみ駆除の作業過程は、いたってシンプルです。
屋内にねずみが住み着いてしまっている場合、まず忌避剤などを用いて追い出します。
そして、再侵入できないよう、侵入経路を遮断します。
次に、場合によっては忌避剤などで追い出し切れていないと判断されることがあるため、粘着シートを使用して捕獲作業を行います。
こんなに駆除作業を行ってもまだ残っている場合があります。そこでいよいよ最終段階です。床下、天井裏、ねずみの通りそうなところに毒餌を設置して、完全にねずみを駆除します。
と、いうのが基本的な一連の流れになります(詳しくはねずみ駆除工事の詳細をご覧ください)。
ただ、そこで前回の記事で少し触れましたが、被害状況やねずみの種類によって駆除の仕方が少しずつ異なってくるんですね。
一般の家庭で、恐らく数匹しかねずみが住み着いていないような場合には、追い出し工事を行わずに、進入経路の遮断工事と毒餌の設置を施して様子を見ます。
すると、逃げ場を失ったねずみたちは設置した毒餌を食べて、1週間ほどで駆除ができます。
もちろんその場合はアフターケアも徹底して弊社で行いますので、ご安心ください。
施工初日から1週間後と2週間後を目安に点検を行い、その際に毒餌の喫食がなくなっていれば、ねずみがいなくなったと確認して、駆除は完了となります。
次に、種類ですね。
住宅やビルなどでのねずみによる被害はハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミの3種類です。ここではその「イエネズミ」と括られる3種類のうち、ハツカネズミの特徴を挙げましょう。
ハツカネズミの主な出没地域は緑の多いところ、つまり農村地域などです。3種類の中で最も小さいです。ですので、あらゆるところから侵入してくるため、厄介なんですね。
ハツカネズミの駆除工事は、その侵入経路を完全にふさぐことがメインになります。おとなしい性格ですが、雑食で何でも食べ、ふんをまき散らして感染症・ウイルスの原因をつくります。
冒頭で紹介した感染症の被害例ですが、ねずみの被害を放っておけば、日本の私たちにもすごく身近な例なんですよ。ハツカネズミは寒い時季に発生するとよく言われますが、本当はいつでも被害は発生しています。ハツカネズミに限らず全てのねずみが初めにお伝えしたように屋内に侵入してくるため、目にする機会が増えるんです。しっかりと駆除を行いたいですね。
そうは言っても、駆除に取り掛かる前に「これは確実にハツカネズミによる被害だ!」と確信して作業に当たった経験は、私も30年ほどこの仕事をしていますが、数件です。
ですので、見積もり段階でお客様には詳しく弊社の考える有効な駆除方法についてご説明させていただき、ご納得をいただいてからお取り組みさせていただいております。
調査・お見積もりは無料にて承っておりますから、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。