こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
ゴキブリの繁殖力のお話に続き、今回はねずみの繁殖力についてお話いたします。
日本では「ネズミ算式に増える」や「ネズミ講」というように“ねずみ”を用いて
「もの凄いスピードで増える」様子を表しますよね。
ねずみの繁殖力の高さからくるものなのでしょう。
では、今も「ネズミ算式」に日本ではねずみが増え続けているのでしょうか?
はじめに、ねずみの繁殖について、ドブネズミを例に見てみます。
ドブネズミの妊娠期は約21日で、平均すると8匹の子供を産みます。
子供は約2~3ヶ月で繁殖可能な成獣となり、1~3年の寿命です。
1組の雌雄のねずみから子供が雌雄4匹ずつ生まれたとすると、そのねずみが生まれて2ヶ月後にはまた8匹の子供を産むのです。
ただ、これはあくまで平均値での考え方なわけですね。
他の生物同様、当然生活環境などによって、その繁殖状況は左右されます。
繁殖状況に大きく起因する要素としては、餌の量、温度、巣の環境などがありますが、
これらが全て満足に整わなければ、いわゆる「ネズミ算式」に増えることはまずありません。
ただ、勘の良い方はお気付きかも知れませんが、これらの条件が揃いやすいのが、人間の傍なのですね。
そのため私たち人間は防除・駆除に気を配らなければなりません。
余談ですが、人口の80%がヒンドゥー教のインドは、その教えからねずみを殺さないため、ねずみが大量に棲み付いています。
その信仰に対しては何も意見はありませんが、過去には大量発生したねずみが媒介する疫病ペストが大流行したこともあり、衛生面だけで見れば、やはりしっかり棲み分けをしないといけない相手であることは間違いないと思います。
今、私たち人間の住環境は年々改善され続けています。
餌となるものが放置されていたり、適切な温度に保たれていたり、そんな環境に入口となる隙間があったとすれば、ねずみは当然棲み付きますよね。
みなさんは、まず、ねずみを屋内に侵入させないことを第一に対処してください。
害虫・害獣について些細なことでもお困りならアイリスへ。