こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
前回お伝えしたように、クロアリ駆除の事例についてこの記事でお伝えいたします。
夏の暑い時季、東京都立川市にあるアパートでのアリ駆除の依頼でした。
ある一室で敷かれていたカーペットは一面アリだらけで、写真のようにアリの死骸は数百ありました。
室内にいたアリを捕獲して会社で同定したところ、イエヒメアリと判別できました。イエヒメアリはどこにでも居る種類で、家屋害虫として有名です。屋内の食べ物を食害しますが、それだけが目的ではなく、繁殖の為に家屋の木部に侵入してくるものです。
なんにせよ、不快だと思いますので、駆除が必要です。
この現場では、ベランダのサッシ枠の隙間からアリが侵入していました。そこから畳の下を通って部屋の各所に現れていたようです。
住人の方の部屋の使い方に特に問題は無く、建物の立地的・構造的なことが問題と考えます。
発生原因としては、床下換気口がほとんどなく床下の空気がジメっとしていたことなどが考えられそうでした。その環境で、屋外との隙間があれば、侵入を許してしまうのは当然だったかもしれません。
室内は畳を上げて、畳表面と畳下の地板に薬剤を散布しました。
さらに床下全面に動力噴霧器で薬剤を散布しました。
数日のうちに効果が出てくる遅効性のものです。
上記のように、クロアリは、主に薬剤散布で駆除を行います。
アリが発生している室内と、その住宅の周辺にも土壌用の薬剤を散布しました。
最後に、どこにでもいると言ったイエヒメアリですが、微弱とは言え毒針を持っており人を刺すんですよ。熱帯にいるアリのように、死に至るような毒ではないですが、刺されればチクチクした不快感があります。放っておけないですね。
お困りのことがあれば、アイリスまでご相談くださいね。