こんにちは、東京・板橋の害虫駆除業者アイリスです。
害虫にお悩みの皆様に役立つよう、ここ「アイリス広場」から情報をお届けいたします。
前回はシロアリの被害についてお話ししましたが、その過程で少しクロアリについても触れました。
今回はそのクロアリによる被害について、基本からお伝えします。
と言いましても日本において、家に侵入してくるアリだけでもかなりの種類が居るので、全てのアリに共通する内容としてここでお伝えすることが難しいため、よく耳にする被害内容と原因についてお話します。
まずシロアリと違って、クロアリは基本的に木材を食べることがないため、家屋自体が被害を受けることはないと考えて良いのですが、家屋の木部に巣を作ることがあるため、注意が必要です。
ただ種類によっては営巣のために穿孔するアリが確認されているので、やはり家屋内への侵入を許してはいけません。
湿気のある木部を好んで営巣するため、風通しの悪い床下などは特に気を配ってくださいね。
そこから室内に侵入してくる場合が多いため、注意が必要になります。
巣を作られればそこで繁殖し、家屋の中にも被害が及ぶ可能性が高くなります。
雑食性の種類のクロアリが多く存在するので、家屋内に一度侵入されれば、食べ物がまずターゲットにされてしまうでしょう。
クロアリには腹から臭いの成分を出して往復路を印す習性があるので、次から次へと列をなして大量のクロアリによる食害を受ける恐れがあるのです。
他にもシロアリと違い人を咬むなどの害があるのですが、そもそも家の中をクロアリが大量に徘徊しているというだけでも十分不快ですよね。
そして少し話は変わりますが、前回の記事でもお伝えしたように、クロアリの中にはシロアリを捕食する種類が居るため、クロアリが大量に棲みついているような場合にはシロアリの被害を受ける可能性がある、もしくは既に受けている可能性があります。
家屋の中の木部で、餌となるシロアリが生息する床下に営巣することが多い理由でもあります。
次回の記事では、アイリスの施工事例を基に、駆除・防除についての知識をお伝えしたいと思います。
◆アイリスでは調査・見積りは無料にて承っております。