ダニの種類で変わる被害
家屋内に生息するダニによる被害は次の2つに大きくわけることができます。
■家屋内固有種による被害 ⇒ 被害・症状の詳細はこちら
■迷入種による被害 ⇒ 被害・症状の詳細はこちら
アイリスは、それぞれの特性を熟知した上で、適切なダニ駆除を行います。
アイリスのダニ駆除方法と使用する薬品
アイリスのダニ駆除は、駆除する場所によって次の通り使用する薬品や駆除(薬剤散布)の方法が分かれます。
畳み(表面) |
フェノトリン(溶剤=エタノール) |
ミスト機で散布 |
畳み(裏面) |
ピレスロイド系油剤、プロボクスル油剤 |
噴霧器 |
畳みの下の床 |
フェニトロチオン粉剤または油剤噴霧 小型散粉機 |
畳みの加熱処理法 -1 |
ダニの成虫・卵まで駆除するには、畳みの中心部が50℃で30分保つ事が必要。
それには畳み乾燥車で90〜100℃で1時間半〜2時間の加熱乾燥が必要。※2 |
畳みの加熱処理法 -2 |
高周波(マイクロウェーブ)による加熱。2分間照射で完全殺虫できるが、糸やへりが切れたり、畳みのコシが無くなる危険性有※2 |
カーペットの表(素足用) |
フェノトリン(溶剤=エタノール)※1 |
ミスト機で散布 |
カーペットの裏(素足用) |
フェノトリン(溶剤=エタノール) ※1 |
ミスト機で散布 |
カーペット(土足用) |
ピレスロイド系または有機りん系油剤 |
噴霧器で散布 |
べッド・布団・寝具 |
フェノトリン(溶剤=エタノール) ※1 |
ミスト機で散布 |
布団 |
丸洗いし乾燥 ※2 |
|
布製のソファー |
フェノトリン(溶剤=エタノール) |
ミスト機で散布 |
革製ソファー |
フェノトリン(溶剤=エタノール) |
手で拭く |
縫いぐるみ |
フェノトリン(溶剤=エタノール) |
ミスト機で散布 |
下着、衣類 |
お湯で洗濯(60℃以上で3分間以上) 洗濯後乾燥 |
ロッカー内の衣類 |
フエノトリンを噴霧後に『殺虫プレート』を吊り下げる |
床(木質系、塩ビ系) |
フェノトリン(溶剤=エタノール)またはピレスロイド系油剤 |
空間処理による駆除 |
居間・寝室・事務室等は蒸散機またはULV処理 |
床下のねずみ穴 |
動力散粉機による散粉または動力噴霧器による油剤噴霧処理 |
天井裏のダニ |
フェノトリンのミスト処理、DDVPの蒸散などの処理 |
タカラダニ |
有機リン系油剤、ペルメトリン乳剤の散布 |
ヒゼンダニ |
室内は有機りん系殺虫剤、布団は洗濯後に80℃で1時間加熱 |
※1天気の良い日に処理し、天日乾燥する。 ※2布団の丸洗い乾燥、熱処理等は当社では行っていません。